阪神ドラフト4位の早瀬朔 甲子園の大歓声を味方に“朔(サク)セスストーリー”を歩む

[ 2025年11月8日 05:15 ]

阪神ドラフト4位の神村学園・早瀬朔
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 阪神からドラフト4位指名を受けた神村学園・早瀬朔投手(18)が7日、鹿児島県いちき串木野市内の同校で畑山俊二統括スカウトらから指名あいさつを受けた。兵庫県丹波市出身で、虎党一家に生まれた右腕は、甲子園での登板を熱望した。

 「応援が凄いので、それをプラスに変えて投げたい」

 その聖地が“敵”になった瞬間をマウンドで経験したことがある。2年夏、甲子園大会準々決勝の大社(島根)戦だ。「ほとんどの応援が大社側で、完全にアウェーでした」。旋風に揺れた大会。自軍アルプス以外から手拍子が地鳴りのように響いていた。それでも4回無死二、三塁のピンチから救援登板。最速151キロの速球を武器に6回無失点の好投を演じた。球場を包み込んだ異様な雰囲気の中でも気持ちを前面に出す投球スタイルを貫いた。

 「自分が投げて勝つか負けるかだけだった。相手の応援も自分の応援と思って投げた」

 プロ向きの肝っ玉右腕には目標がある。「山本由伸投手もドラフト4位から。自分もああいう投手になりたい」。海の向こうで大活躍する同じドラフト順位の大スターのような、日本を代表する投手を志した。

 名前の「朔(さく)」は両親から「物事の始まり」を意味する一字を取って名付けられた。「一日でも早く1軍で投げたい」。タテジマの一員となれば今度は甲子園で大歓声を浴びることになる。心強い味方の後押しを受け、由伸級の“朔(サク)セスストーリー”を歩む。(松本 航亮)

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