侍ジャパン 阪神・森下翔太が天性の明るさで引っ張る「雰囲気(が大事)」 「熱男」松田コーチも期待

[ 2025年11月8日 05:15 ]

<侍ジャパン強化合宿>笑顔でウオーミングアップする森下(右)(撮影・尾崎 有希)
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 韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」(15、16日=東京ドーム)に出場する侍ジャパンは7日、宮崎での強化合宿2日目に臨んだ。阪神・森下翔太外野手(25)は、現役時代に「熱男」のパフォーマンスでチームをけん引した松田宣浩野手総合コーチ(42)から後継者の一人に指名され、天性の明るさで引っ張る決意を示した。

 日の丸を背負っても、陽気な振る舞いは変わらない。森下は練習開始前から同学年の小園や2学年上の五十幡に積極的に話しかけた。すると、2人の表情に自然と笑みが広がった。「真面目に立ち居振る舞っていても自分らしくないと思う。自然体でやっています」。周囲を和ませる姿は、現役時代に「熱男」の愛称で親しまれた松田コーチと重なった。

 ホームランを放った際に行う「熱男ポーズ」のパフォーマンスで魅了した松田コーチは、13、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、15、19年のプレミア12で日本代表に選出されるなど国際経験も豊富。同じドラフト1位入団の森下と共通点も多く「(チームの盛り上げ役は)全員出てきてほしいですけど、できない人にやれって言っても無理。無意識に自チームでもやっている選手とか素質を持っている選手がやればいい話で、森下選手、牧選手がそういう雰囲気を持って無意識にやってる選手だからこそ、ムードメーカーになり得ると思います」と「熱男」の後継者の一人に指名。その上で「静かに野球しても面白くないと思う。熱くいきましょうよ」と求めた。

 手に汗握るゲームが続く国際大会で必要になるのが、チームの雰囲気だ。特に劣勢の展開の中ではベンチの明るさや活気が空気を変える大切な要素。入団1年目の23年に開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で国際大会を経験すると、昨年の「プレミア12」では全9試合で4番に座り打率・357(28打数10安打)、1本塁打、9打点をマークした。喜怒哀楽を前面に押し出してプレーすることを身上としてきた森下は、自ら担う役割を分かっていた。

 「やっぱり(国際大会は)雰囲気(が大事)というところで、チームが(勢いに)乗ってきた時に(相手も)止められなくなったりというのもある。(雰囲気づくりも)必要」と、松田コーチの言葉に呼応した。

 「熱男ポーズ」は現時点で封印する見込みだが、「プレーでもチームを引っ張っていけたら」と力を込めた。25歳の元気印が、井端ジャパンの未来を明るく照らしていく。
 (石崎 祥平)

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