広島ドラ5赤木晴哉 「黒田さん+栗林さん」で最多勝目指す 佛教大の1㍍91大型右腕

[ 2025年11月6日 05:45 ]

指名あいさつを受けた広島ドラフト5位の佛教大・赤木(撮影・後藤 大輝)
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 「黒田さん+栗林さん」で目指すは最多勝だ。広島からドラフト5位指名された赤木晴哉投手(22=佛教大)が5日、京都市内のキャンパスで鞘師智也、末永真史両スカウトから指名あいさつを受けた。投球スタイルを参考にしている先輩として、チームメートになる栗林良吏投手(29)を挙げた右腕。最初で目立つよりも長く活躍する選手に、というスカウトからの注文には、黒田博樹球団アドバイザー(50)の姿をイメージした。

 涙のち笑顔、のドラフト指名から半月近くが過ぎた。赤木は新井監督の印象を問われ「年末年始に火を浴びていることです」(監督恒例の護摩行)と答えていた。日ごとに実感が増し、指名あいさつの日を迎えた。球団のイメージ、自身の活躍するイメージを着実に膨らませつつある。

 「開幕1軍を目標に掲げていたんですけど、目先でなく将来長くできるような選手になってほしい、と言われたので。しっかり先を見据えてやっていこうと思いました」

 長く活躍する選手について問われ、迷わず黒田氏の名前を挙げた。96年ドラフトで広島入りし、ドジャース、ヤンキース、そして復帰してのカープ、と大学出で20年間息の長い活躍を見せた日米通算203勝のレジェンド。1メートル91、86キロの赤木もスケール感では全く負けてはいない。

 最速153キロの直球にカーブ、スライダー、カットボール、フォークを投げるが、直球と2種類のフォークが主体。カープの先輩では「投球スタイルが重なる栗林さんの動画を見て参考にしている」という。

 チームに天理高の先輩である森浦の存在があるのも心強い限り。「プロの環境だったり、試合への入り方だったり、自分は何も分からないので。一から全部聞きたい」。目指すタイトルには迷わず最多勝を挙げ、「勝ちが多ければ優勝に近づく」とシンプルで明快な理由を口にした。

 高校時代は故障がちだった。国友健一監督は「入学時はこんな姿は一切想像できなかった。練習をちゃんとやれる体になって変わってきた。投手陣では長距離、中距離、短距離どれを走らせてもぶっちぎりです」と目を細める。担当の鞘師スカウトは「通常の5位で取る選手よりレベルは高い。近未来先発ローテーションに」と、伸びしろ無限大の右腕を頼もしげに見つめていた。 (石塚 徹)

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