広島・坂倉将吾「チームの力になれるのなら(どこでも)やりたい」捕手基本線も三塁、一塁も練習

[ 2025年11月2日 05:05 ]

広島・坂倉
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 広島は1日、宮崎・日南で秋季キャンプをスタートさせ、3年ぶりに坂倉将吾捕手(27)が参加した。今季は右手中指骨折の影響で、不本意な成績に終わったが、「少しでもチームの力になれるのなら、全試合出たいという気持ちもある」と来季の巻き返しを期した。捕手が基本線も、オプション起用に備え、今後は三塁、一塁でも練習を重ねる予定。攻守両面に磨きをかけ、新たな姿を示していく。

 3年ぶりに参加した秋季キャンプで、坂倉が攻守両面のレベルアップを誓った。

 「ずっと成績も落ち込み気味で来ているので、何とかもう一回巻き返したい。いろんな取り組みを変えるところもある。大事なことを試せるいい時間なので、そこを重視してやりたい」

 今季は右手中指の骨折から4月下旬に復帰。以降、91試合で先発マスクをかぶったが、打率・238、5本塁打、37打点と不本意な成績に終わった。患部の状態も影響し、盗塁阻止率・181と守備の課題も露呈。キャンプ初日は早出練習から捕手の練習に専念するなど、扇の要としての技量向上に努めるが、来季は“自己犠牲”も辞さない構えだ。

 「少しでもチームの力になれるのなら、全試合出たいという気持ちもある。一番は捕手で全試合出るのがいいと思うが、そこに関しては、チームの力になるんであれば(どこでも)やりたいなという気持ち」

 既に新井監督からは捕手を基本線とした上で、一塁、三塁などオプション起用の可能性も告げられている。三塁は22年10月2日の中日戦が最後だが、きょう2日の紅白戦では久々に三塁に就く予定。勝利に欠かせないピースを目指す上で、ポジションに執着せず、新たな姿を追い求める。

 「その日、その日で、最善のものを覚えさせていくのが一番いいのかなと思っている。(打撃面は)結構、僕の中ではガラッと変えている。新しいものをつくり出していきたいなと思う」

 使用するバットは、巨人・丸からもらった同型のものを今季途中にメーカーへ依頼。「従来よりも短い」と言う相棒とともに、秋季キャンプからスイング軌道などの見直しを図る。また、右手中指の状態も「100%完治してはいないが、今は光しかない」と良化していることを強調。守備力の強化にも全力を注ぐ。

 新井監督は「1年通して納得いくシーズンじゃなかったのは初めてだと思う。それを生かすも殺すも自分自身。一日、一日を大切に過ごしてもらいたい」と巻き返しに期待を寄せた。10年目を迎える来季。節目の一年こそ再出発にふさわしい。(長谷川 凡記)

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