松坂大輔氏 朗希の160キロは「自信を改めて取り戻したな」と感じる一球 第4戦先発・大谷は…

[ 2025年10月18日 01:30 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦   ドジャース3―1ブルワーズ ( 2025年10月16日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ブルワーズ>ブルワーズに勝利しハイタッチする大谷(左)と佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 【平成の怪物が行く 松坂大輔の探球】ドジャースの佐々木投手は9回、先頭ボーン選手に2ボールになりました。続く3球目はほぼ真ん中に99.8マイル(約160.6キロ)の直球を投げ込んでストライク。球速が低下したなどと話題になりますが、この日もボール自体は前回登板と大きな違いはありませんでした。今の球速、強さがあれば、コースを狙いすぎる必要はない。自分のボールに対する自信を改めて取り戻したな、と感じる一球でした。

 2/3回で1失点した前回はコースなどを気にして狙いすぎたのか、大きく外れるボールが多かった。技術、メンタルを修正し、この日は積極的にゾーンにアタックする姿がはっきりと見て取れました。守護神というポジションを任されている投手として、ふさわしい姿勢だったと思います。

 大谷選手は第1打席で難しいスライダーをうまく拾って三塁打。久しぶりに長打が出たのはプラス材料です。ただ、その後の打席を見るとまだ大谷選手本来の感覚からは距離がある、と感じました。ポストシーズン9試合で打率.158。対戦する全ての球団から、より厳しく内角を攻められています。

 大谷選手は内角球を打つのがうまく、投げる方も勇気がいります。甘くなれば本塁打になる危険性がある中で、ボール球にしてもいいから厳しく投げ込む。打席の中で平然と見送らせず、少しでも「足」を動かそうという徹底した攻めです。勝てばワールドシリーズ進出が決まる第4戦。大谷選手は先発としてまず試合をつくることが期待されますが、打撃でどう包囲網を突破するのかも注目です。

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