広島・二俣翔一 捕手再挑戦「できたら面白いなと考えていた」フェニックスLで1518日ぶりマスク

[ 2025年10月7日 05:05 ]

フェニックスリーグ   広島4-3くふうハヤテ ( 2025年10月6日    天福 )

フェニックス・リーグ、くふうハヤテ戦に捕手として途中出場した二俣
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 みやざきフェニックス・リーグが6日、宮崎県内で開幕した。広島・二俣翔一内野手(22)は、くふうハヤテ戦(天福)に捕手として途中出場して投手陣をけん引。8回からの2イニングを無失点に導いた。新井貴浩監督(48)からの提案で4年ぶりに今秋から捕手に再挑戦。内、外野も守れるユーティリティープレーヤーが新境地開拓へ覚悟の再スタートを切った。 

 二俣は4年ぶりに防具を装着し、グラウンドへと向かった。3―3の8回から途中出場。まずは育成右腕・杉田とバッテリーを組んで3者凡退に抑えた。9回は2番手・益田も無失点。ブランクを感じさせない好リードで捕手としての再出発を図った。

 「自分でも内、外野をやっていて、捕手もできたら面白いなというのは頭の片隅では考えていた。実際、新井監督から“捕手一本じゃなくて内、外野プラスで捕手”と言われたので、やりますと言った」

 20年の育成ドラフト1位で捕手として入団するも、マスクをかぶったのは21年に2軍戦で16試合のみ。捕手としての出場は21年8月10日ウエスタン・リーグのオリックス戦以来、1518日ぶりだった。内、外野の全ポジションを守れるユーティリティー性を武器とし、5年目の今季は自身初の開幕スタメンに抜てき。しかし54試合の出場で打率・186、3本塁打、6打点。1軍に定着できず、悔しさを味わった。今シーズン終盤に指揮官から捕手再挑戦への打診を受けて承諾。来季は新たな可能性に期待がかかる。

 「ポジションも増えて、(出場の)幅もさらに広がるというのもあるので、そこは自分の強みでもあると感じる。ゲーム運びがしっかりできる捕手になっていきたいなというのはある」

 あくまで出場機会の幅を広げるためのオプションだが、チーム編成的にもプラス材料となりそうだ。今季は正捕手の坂倉をはじめ、石原、会沢の捕手3人制を敷いてきたが、二俣がマスクをかぶれるとなれば2人制にすることも可能で、采配の選択肢も広がってくる。

 高2軍監督は「(二俣が)3番目の捕手とかね。内、外野の守備はできるのは分かっているので、そういう感じで新井監督、藤井ヘッドコーチからも“キャッチャーをやらせてください”と話が出ている」と説明した。27日まで行われるフェニックス・リーグ、そして11月の秋季キャンプでも捕手をメインに練習を重ねていく予定。倉2軍バッテリーコーチは「(来)春までに(捕手で)1試合任せられるぐらいには持っていけたら」と見通しを語った。変革の秋――。二俣は自らの強みを生かして、挑戦を続ける。 (長谷川 凡記)

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