広島・新井監督 虎に屈辱のシーズン19敗 球団ワーストタイに「全ての面において力の差感じさせられた」

[ 2025年9月19日 05:45 ]

セ・リーグ   広島2―7阪神 ( 2025年9月18日    マツダ )

<広・神>試合後の新井監督(撮影・岸 良祐) 
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 広島は18日、阪神戦(マツダ)に2―7で敗れ、今季同カードは6勝19敗で終えた。6連敗で63、03年に並ぶ球団ワーストのシーズン19敗の屈辱。新井貴浩監督(48)は「すべての面において、力の差を感じさせられた」と唇をかんだ。相手打線は2死から得点を重ねた一方、自軍は好機での拙攻が響いて8安打で2得点。投手陣も先発を含む4投手が得点を許すなど、リーグ王者に実力差を見せつけられた。

 両チームの実力差は明らかだった。阪神戦は球団ワーストタイのシーズン19敗。屈辱に沈んだ新井監督は敗戦後、力負けを認めざるを得なかった。

 「(今日は)先制された(3回の)2ランのところかな。ちょっと相手に余裕を持ってピッチングをされた。(阪神戦は6勝19敗で)全ての面において、力の差を感じさせられたシーズンだった」

 同戦は5月17日から10連敗を喫した。引き分けを挟まないシーズン10戦10敗は球団初。8月13日からも6連敗で終わった。本拠地でも球団ワーストを更新する11敗(2勝)。年間を通して苦しい戦いを強いられた。

 今季最後の対決でも対照的な戦いぶりだった。攻撃陣では相手が4、7、8回に2死から計4得点したのに対し、広島打線は1点劣勢の5回2死一、三塁から小園が中飛。なおも2点劣勢の6回2死満塁でも代打・秋山が見逃し三振に倒れて好機を逸した。投手陣も1点劣勢の6回に2番手・中崎がヘルナンデスに左越えソロ、続く7回も3番手・ハーンが大山に右翼ポール際に2ランを被弾。8回も高橋が2死三塁から中野にダメ押しの左前適時打を許した。救援3投手がそろって失点し、力尽きた。

 指揮官の言葉通り攻守全ての面で力の違いを見せつけられた。藤井ヘッドコーチは特に相手の投手力に脱帽。リーグトップのチーム防御率2・16を誇る投手陣の攻略失敗が勝敗を大きく左右したと振り返る。

 「(阪神は)投手が良かった。少ないチャンスで点を取らないといけないところで、なかなか点が取れなかった。大事な局面をつくっても相手投手にやられていることの方が多かった。そういう(接戦を勝ちきれない)ところでも、力の差を感じる」

 今季の阪神戦は47得点で1試合平均1・9点だった。2点差以内だった9試合のうち勝利はわずか2試合で、接戦で苦戦。チームは残り9試合で3位・巨人とは6ゲーム差だ。クライマックスシリーズ進出も絶望的な状況となった。「一朝一夕にはいかないから、やっぱり自分が我慢して、やっていくしかない」。苦しい表情を浮かべながらも新井監督は最後までファイティングポーズだけは崩さなかった。(長谷川 凡記)

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