赤星憲広氏 阪神・森下翔太の状態は少し気になる 直球に差し込まれ、対応に苦しんでいた

[ 2025年8月30日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3-4巨人 ( 2025年8月29日    甲子園 )

<神・巨22> 森下構え (撮影・須田 麻祐子)
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赤星憲広 視点】負けても、首位を独走するチームの力を巨人に印象づけた。8回に森下、佐藤輝の連続本塁打で1点差に迫り、相手は阪神に簡単に勝つことはできないと改めて感じたはずだ。

 最後まで諦めない。勝負ごとで一番大事なポイントを徹底して貫いてきたことが、今の阪神の勝ち星、2位とのゲーム差につながっている。連敗という形になったが、DeNAにも巨人にも終盤で反撃し、2試合連続の1点差ゲーム。ひとつ間違えば逆転される、というプレッシャーを戦う相手にかけた上での敗戦だった。

 ただ、大勢から19号本塁打を放った森下の状態は少し気になる。右肘が上がった形からのスイングで、この日も真っすぐに差し込まれ、対応に苦しんでいた。8回の打席では4球連続の真っすぐの後に、スライダーを左翼に運んだ。相手の失投をひと振りで仕留めたのはさすがだが、現状の問題点は、森下自身が一番分かっていると思う。優勝後のポストシーズンに向けても、短期決戦で阪神打線のポイントを握るのは森下と見ている。残りの打席の中で、自分の課題をどれだけ解決できるか。状態を上げる取り組みを期待したい。

 打線では近本も30打席連続無安打と、自身初めてとも言える状態に直面している。いい時なら捉えている真っすぐに差し込まれる傾向にあるが、5回は吉川に、9回も泉口にヒット性の打球を処理される不運もあった。1本出れば、打者は変わる。固め打ち復活まで、今は辛抱し、その時を待つしかない。(スポニチ評論家)

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