広島、仲良し助っ人のアベック弾で4位浮上 6回にモンテロが決勝7号ソロ&代打ファビアンが13号2ラン

[ 2025年8月17日 05:45 ]

セ・リーグ   広島5―3ヤクルト ( 2025年8月16日    マツダ )

<広・ヤ>お立ち台に並んだモンテロ(左)とファビアン(撮影・平嶋 理子) 
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 広島は16日、ヤクルトに5―3で快勝し、再び4位に浮上した。同点の6回にエレフリス・モンテロ内野手(26)が決勝の7号ソロを放つと、代打で登場したサンドロ・ファビアン外野手(27)にも13号2ランが飛び出した。ドミニカン助っ人コンビが初のアベック弾で、6回2失点と粘投した先発・森下暢仁投手(27)に6月13日の日本ハム戦以来の6勝目をプレゼントした。

 モンテロが球場の張り詰めた空気をひと振りで歓喜に変えた。2―2の6回だ。1死から吉村の高めに浮いたカーブを仕留め、左中間席に飛び込む勝ち越しソロ。ベンチで待ち受けるナインと力強くハイタッチし、喜びを分かち合った。

 「狙っていた球ではなかったが、いい反応で打つことができた。森下さんがめちゃくちゃ粘り強く投げていたので、最高の結果が出て良かった」

 3試合ぶりの一撃が値千金の一打となり、胸をなで下ろした。“同志”の一発にファビアンも続いた。休養目的で9日の中日戦以来、今季2度目のベンチスタートとなったが、1点を勝ち越した直後の6回2死一塁から代打で登場。吉村の146キロ直球を左翼席上段に運んだ。

 「どの場面でも出られる準備はしていた。モンティーが打って幸せだったし、自分も何とかチームに勢いをつけられるようにと思って打席に入った」

 球団助っ人のアベック弾は、18年5月5日ヤクルト戦(神宮)以来で、本拠地マツダスタジアムでは、17年7月1日中日戦でいずれもエルドレッド、バティスタが記録して以来だった。同一イニングとなると14年5月28日ロッテ戦(マツダ)のロサリオ、キラが4回に記録して以来、11年ぶりだ。モンテロが「初めてこういうことになって、めちゃくちゃうれしい」と喜べば、ファビアンも「2人で打てて非常にいい気分」と笑みを浮かべた。

 ドミニカ共和国出身の2人は、くしくも16歳だった14年にアマチュアFAで米国に渡り、マイナーリーグでプレー。知り合ったのは21年で、当時、モンテロがロッキーズ2A、ファビアンがジャイアンツ2Aに在籍していた。以降、頻繁にコミュニケーションを取るようになり、互いに助言する間柄に。来日後も一緒にスーパーマーケットで買い物をするなど、公私をともにし、リスペクトし合う。助っ人コンビのアーチの競演で、チームは連敗を「2」で止め、再び4位に浮上。新井監督は「2人ともすごくいい場面で、いいホームランを打ってくれた」とこうべを垂れた。(長谷川 凡記)

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