広島・末包昇大&モンテロ ついに阪神・大竹耕太郎を攻略! 4位浮上で3位DeNAにも1差と肉薄

[ 2025年8月13日 05:45 ]

セ・リーグ   広島9―2阪神 ( 2025年8月12日    マツダ )

<広・神>3回、逆転3ランを放つモンテロ(撮影・成瀬 徹)  
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 ついに天敵を攻略した。広島は12日、阪神に9―2で快勝。0―2の3回に4番・末包昇大外野手(29)が反撃の左前適時打を放ち、エレフリス・モンテロ内野手(26)が逆転6号3ランで続いた。マツダスタジアムで過去に9勝を献上していた左腕から大量7得点。天敵に本拠地11度目の対戦で初黒星をつけた。2連勝で4位に浮上し、3位・DeNAにも1ゲーム差と肉薄した。

 試合前まで今季4戦4勝を含む通算13勝を献上していた大竹の牙城を崩したのは、4番・末包だった。2点を先制された直後の3回だ。2死一、二塁から内角低め139キロを左前適時打。反撃の口火を切った。

 「2死でチャンスだったので、しっかり振り抜いていこうと思った。調子がいいモンテロが(後ろに)いたのでつないでいこうと思った」

 投球の間、球種、制球、緩急を自在に操る投球に再三、苦しめられてきた。「中軸が打たないことには打線として機能していかない」と臨んだ。5回無死一、三塁でも左中間へ2点二塁打。ここで大竹を降板させ、主軸の役割を果たした。

 そして、7月9日の阪神戦以来、約1カ月ぶりに「5番」で起用され、決勝打となるアーチを放ったのはモンテロだ。

 「大竹は何回も見たことあるし、緩急を使ってくる。今回は絶対に打ってやろうという気持ちで打席に入り、自分のポイントで捉えられた」

 末包が適時打を放った直後の3回2死一、二塁。カウント1ボールから2球目のチェンジアップを捉えた大飛球は、わずかに左翼ポールの左に切れるファウルになった。打ち直しの3球目、甘いチェンジアップを今度は左翼席に運ぶ逆転の6号3ラン。大竹からは5月17日に甲子園で来日初本塁打を放っており、この日も2回の第1打席でチェンジアップを左前打した。チームでは個々で球種を絞るなど大竹対策を講じ、モンテロは緩い変化球に狙いを定めていた。

 10日の中日戦から6打席連続安打。6月までわずか1本塁打で、7月の2本を経て、8月は早くも3本目だ。「前は打ちたい、打ちたいと思っていたが、今は我慢。打つことができる球だけを待っている」と適応に手応えを感じつつある。

 大竹に初めてマツダスタジアムで本塁打を浴びせるなど、本拠地11度目の対戦でようやく初黒星をつけた。新井監督は、各打者の対応に「ずっとやられていたのでね。バッターも悔しかったと思うし、今日はみんないいスイングをしてくれた」と目を細めた。同球場での阪神戦連敗も6でストップ。勢いづきそうな快勝で、CS圏浮上を視界に捉えた。(長谷川 凡記)

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