西武・今井 球児たちにエール 甲子園の「特別な雰囲気をいかに楽しめるか」 16年夏・作新学院V腕

[ 2025年8月5日 05:30 ]

西武・今井
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 西武今井達也投手(27)が、5日に開幕する夏の甲子園大会に臨む球児たちにエールを送った。16年夏に作新学院(栃木)のエースとして54年ぶりの優勝に貢献。自身の経験から「成長」できる大舞台で全力プレーを貫くことを望んだ。

 自分たちは甲子園で優勝することができたけど、実際には甲子園に行ってから、日に日にうまくなったチームでした。実際に2年秋、3年春は関東大会にも出たことはなかった。感じたことは甲子園に出てからが、野球がうまくなれるチャンスということ。たくさんのお客さんが入る球場で、特別な雰囲気の中で野球ができることは貴重な経験になる。その雰囲気をいかに楽しめるか。勝つことも大事だけど、もっともっと成長できる空間、場所だと思う。

 高校2年生の夏。栃木大会まではベンチに入ったけど、甲子園は自分たちの代で主将となる山本拳輝(げんき)と自分がベンチを外れた。本当に悔しかった。その1年後、主将として山本が、自分はエースとしてベンチに入った。甲子園に出た時の責任感は人一倍強かったし、誰よりも“やってやろう”って気持ちは持っていた。外野手だった山本は新チームから遊撃手になって最初は正面の打球も簡単にエラーしていたくらい。それが甲子園の準々決勝では中継プレーでホームでアウトにしてもらった。決勝でも三遊間の深いゴロをアウトにしてくれて、ピンチの場面で助けてもらって、いつも以上にアドレナリンが出た思い出がありますね。本当に甲子園はどれだけ成長するかは分からないものです。

 とにかく、野球は試合中に一番うまくなれると思う。試合中にどれだけ“うまくなってやる”という気持ちを持てるかが大事。皆さんには成長できる最高の舞台で、悔いのないように全力でプレーしてもらいたいです。(埼玉西武ライオンズ投手)

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