阪神・近本 入団7年連続100安打!球団最長の吉田義男に王手「チームのため1本ずつ積み重ねる」

[ 2025年7月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6―3広島 ( 2025年7月10日    マツダ )

<広・神>3回、近本は左前打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 阪神・近本が行く先は記録とぶつかる。3回の左前打で「新人から7年連続100安打」を達成した。2月3日に91歳で亡くなった偉大なOBで、53~60年に「8年連続」を果たした吉田義男以来、90年の歴史を持つタイガースで2人しか成し遂げていない快挙だ。

試合結果

 「(100安打は)積み重ねと思います。これからもケガなく、チームのためにしっかり1本ずつ積み重ねていきたい」

 節目の数字に到達しても謙虚で緩みを見せないところが、毎年のように、さまざまな安打の記録と向き合える理由だろう。3回の安打は高い技術が集約された一打。左腕・森に追い込まれてからの外角の変化球を、バットの先端に乗せるようにして左前に運んだ。5回には一塁内野安打で3試合連続の複数安打。一挙5得点で逆転した7回は四球を選んで好機を拡大し、森下の2点二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。今季48得点は森下と並んでリーグトップ。101本の安打数とともに、セの1位に輝いている。

 「粘り強く勝てたので良かった」

 6月3日に長嶋茂雄さんが亡くなった。入団年数ごとの通算安打数で、毎年のように「ミスタープロ野球」の数字を追えることを、「言葉は難しいけど、1年目から自分を引っ張ってもらった。その記録に、毎年挑めるっていうのはすごく自分の中でもモチベーションになっている」と喜びに感じていた。順当なら来年、吉田氏の球団記録に並ぶ。偉大な先人の背中を追い、それを抜かす戦いが、この先も続く。(倉世古 洋平)

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