矢野燿大氏 阪神は近本、中野の1、2番コンビが機能しての得点が大きかった

[ 2025年7月2日 05:00 ]

セ・リーグ   阪神2-1巨人 ( 2025年7月1日    甲子園 )

<神・巨(13)>3回、好機で凡退に倒れた前川(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

【矢野燿大 視点】 阪神・近本、中野の1、2番が機能しての得点が展開の中では大きかった。彼らが出ることで相手にとっても嫌な流れになった。佐藤輝の右翼線への先制打だが、今年の良さを象徴するような当たりだった。外からバットが出ればファウルになるコース。若干詰まりながらも技術でヒットゾーンに運んだ一打だった。

 勝ち試合ではあるが、前川の姿勢が気になった。2回の二ゴロの場面。アウトになるにしても、アウトの中での一塁への走塁への緩め方だ。ベースを踏んで駆け抜ける、というのでなく、ベースを踏むだけ踏んでベンチへ戻った。

 対照的だったのが巨人のキャベッジだ。代打で出場した7回先頭の右前打で二塁を狙ってアウトになった。ただ、これも森下が素手で拾って送球した紙一重のプレーであり、ナイストライだった。無死だから行くな、ではなく、行けるとみれば行く、の姿勢がチームのレベルを上げていく。

 今の姿だと使っていきたいと思わない。チームには大山といういいお手本もいる。良い結果の時は誰でも走れる。悔しい時やうまくいかない時にこそ、そういう姿勢を貫く。そんな選手になっていってほしい。(スポニチ本紙評論家)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月2日のニュース