西武・西口文也監督 10失点KOの上田大河のほおをツンツンし、肩を叩き… 伝えたアドバイスとは?

[ 2025年5月6日 18:49 ]

パ・リーグ   西武0―10ソフトバンク ( 2025年5月6日    ベルーナD )

<西・ソ(8)>5回も失点した上田(撮影・篠原岳夫)
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 ほっぺたツンツン、肩をパンパン。西武・西口文也監督が、5回12安打で10失点KOされた2年目右腕・上田大河投手に貴重なアドバイスを送った。

 今季3度目の先発となった上田は初回にいきなり4失点。4回に2点、5回に4点を失った。

 5回の降板後、指揮官は長い時間をかけてベンチで右腕と話し込んだ。

 その際には右手人差し指で上田のほおをツンツンし、左手で「頑張れよ」とばかりに肩を何度も叩いた。

 どんなアドバイスだったのか。ほおをツンツンしたのは「顔に覇気がないぞ」とのメッセージ。同時に、暗い雰囲気にならないようにコミュニケーションに腐心した西口監督の気遣いだった。

 試合後「初回に4失点して、うつむいて、下を向いてマウンドを降りてきたんでね。堂々とね、普通に降りてきてほしかった」と報道陣に説明した。

 1軍で先発を任されることはイコール、相手と同じ土俵に上がっているということ。プロの世界は抑える時も、打たれる時もある。打たれても下を向かず、前を向く。それがベンチの士気にもつながる。通算182勝。数々の修羅場をくぐり抜けてきた西口監督のアドバイスには重みがあった。

 「10失点ということもあって、元気がないっていうか、顔に覇気がなかった。そこは何点取られようと堂々と帰ってこい、と」

 4回までに6失点ながら、5回も続投。「3者凡退に抑えて、堂々と帰ってこい」と上田に伝えてマウンドに送り出した。結果は4点を追加されたが、成長途上の右腕にとっては決して無駄な1イニングではなかった。

 人生でも同じ。人は誰でも失敗をする。その時に反省はしても、後悔はしない。ならば、下を向く必要なない。プロ野球でも人生でも、取り返すチャンスは必ずやってくるのだから。

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