川藤幸三氏「ワシみたいな老いぼれオヤジと一緒に過ごしてくれてありがとうな」18日急逝の横田さんを追悼

美しいランニングフォームでファンを魅了した横田慎太郎氏
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　阪神で14年から6年間プレーし19年に現役引退した横田慎太郎（よこた・しんたろう）さんが18日、死去した。28歳。鹿児島県出身。現役引退の原因にもなった脳腫瘍が昨年に再々発。治療を終えて今春から療養に入っていた。

　横田さんの訃報を受け、プロデューサーとして参加していた川藤幸三氏のYouTubeチャンネル「川藤部屋」では「みなさまに横田さんの近況についてお伝えできていなかったことをお詫び申し上げます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と謝罪と追悼文を19日に掲載。また、川藤氏も「ワシみたいな老いぼれオヤジと一緒の時間を過ごしてくれてありがとうな」などの談話を発表した。

　動画には川藤幸三氏からのメッセージとして、以下の追悼文が掲載された。

　慎へ

　6年間しんどかったやろ!!　つらかったやろ!!　悔しかったやろ!!

　本当によく我慢したな
　もう辛抱せんでいいぞ

　最初の出逢いでは緊張して
　言葉が出てこなかったお前をみて
　なんと素直な人間性のある男やと思った

　野球選手としての慎太郎は、真摯な姿で自分の野球を求めていく若者やった

　慎よ!!
　短い人生やったけど
　家族の愛情を一杯受け
　たくさんの人達に恵まれ
　しっかり人生を全うできたと思うぞ

　ワシみたいな老いぼれオヤジと一緒の時間を過ごしてくれてありがとうな

　ゆっくり休めよ
　川藤幸三