楽天・村林 地元大阪で9回V打 2安打2打点に「活躍できてうれしい」

[ 2024年5月18日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天5―3オリックス ( 2024年5月17日    京セラD )

<オ・楽>9回、勝ち越し打を放った村林(撮影・岸 良祐)
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 もつれた試合に決着を付けたのは、楽天の2番・村林のバットだった。3―3の9回1死満塁。1―2からルーキー・高島の内角直球を左前へ運んだ。

 「みんながつないでくれたので何とか打ててよかったです」

 好投の先発・早川が8回につかまり、同点の9回。代打・茂木の右翼線二塁打からつないできたチャンスを逃さなかった。貴重な決勝打に「僕一人で取った点じゃない」。5回に右犠飛を放ち、8回は左中間二塁打で出塁して生還。4打数2安打2打点と2番打者の役目を全うした。

 大阪府堺市出身。地元の京セラドームで輝いて「多分、友達も来てくれている。そういう人たちの前で活躍できてうれしい」と素直に喜んだ。プロ9年目の26歳。チームを乗せる躍動だった。(秋村 誠人)

 ▼楽天・早川(7回2/3を3失点ながら4勝目を逃し)ある程度イメージ通りの投球はできた。(8回の不運な適時打は)日ごろの行いもあるので、もうちょっと徳を積んでいければ。

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