慶大清原Jr.が激走で今季11安打目 高校野球経験なしも東京六大学Lで打率3割迫る

[ 2024年5月18日 11:40 ]

東京六大学野球春季リーグ戦 第6週第1日第1試合   慶大―明大 ( 2024年5月18日    神宮 )

<明大・慶大>2回、内野安打を放つ慶大・清原(撮影・大城 有生希)
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 勝ち点3で早大と並び首位に立つ慶大は明大と4カード目を戦う。西武、巨人などで通算525本塁打を記録した清原和博氏(56)の長男・正吾内野手(4年)は開幕から不動の「4番・一塁」で出場。2回の第1打席では内角直球にバットを折り、緩い打球が三塁前に転がる三塁内野安打。これで開幕からの通算は38打数11安打、打率・289とした。

 小3からオール麻布で野球を始め、中学ではバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部に所属。慶大で硬式野球部に入部した。当初は周囲のレベルについていくことができかった。それでも「6年間野球をやっていなかったので、全体練習で僕だけミスすることもありました。6年間やっていないからって怒られない自分が許せなくて、悔しくて。何とか個人練習のところで盛り返してやろうと。同期、後輩にもプライドを捨てて吸収していこう気持ちだった」とひたむきに練習に励み、最終学年での結果につなげている。

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