11月の中古車販売 27年ぶり30万台割れ

[ 2008年12月10日 06:00 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した11月の中古車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比16・3%減の29万9829台と、2カ月連続で前年水準を下回った。11月としては1981年(29万1162台)以来、27年ぶりの30万台割れ。

 自販連は「景気悪化に加え、新車販売台数が低迷して顧客が求める比較的新しく、走行距離が短い下取り車が少ないのも響いている」と指摘する。1―11月の累計も前年同期比6・4%減の395万1009台となり、8年連続の前年割れは確実な情勢だ。
 11月はすべての車種が前年同月を下回り、トラックなどの貨物車は前年同月比15・4%減の3万5366台と、11月としては過去最低。乗用車は16・4%減の25万5664台、バスも8・0%減の939台だった。

続きを表示

2008年12月10日のニュース