はじめて脱毛を受ける方のなかには「脱毛する何日前に自己処理するの?」「どうやって何を使ってムダ毛を剃ればいいの?」など、疑問がある方も少なくないでしょう。
この記事では、自己処理のポイントから、脇や脚、VIOなど部位別の正しいお手入れの方法まで、わかりやすく説明します。ぜひ参考にしてください。
事前に知っておきたい!自己処理するときのポイント4つ
自己処理は、事前に正しい方法を学んでからおこないましょう。
効率よく脱毛をするためにも、肌を傷つけないためのポイントや、自己処理後のケアについて知っておくことが大切です。
ここからは、脱毛の前に自己処理をおこなうタイミングや、使用するアイテムなど紹介します。
施術日の1〜2日前に剃る
多くのクリニックやサロンでは、自己処理は1~2日前に済ませておくことを推奨しています。
当日に自己処理をすると、肌がデリケートな状態で照射することになり、赤みやかゆみ、乾燥などを引き起こす可能性があるからです。
また、3日以上前におこなうと施術日当日に毛が生えてきてしまうことがあるため、自己処理は、施術前の1~2日前がおすすめです。
カミソリではなく電気シェーバーの使用がおすすめ
自己処理は、使用するアイテムに気を付けておこなうことが大切です。
多くのクリニックやサロンでは、表面のムダ毛だけ処理できて肌への負担が少ない、電気シェーバーでの処理を推奨しています。
また、ほかの自己処理方法としてカミソリ、毛抜き、ブラジリアンワックス、除毛クリーム、家庭用脱毛器があります。
これらは手頃な価格で手に入ることが多いため、使用していた方も多いはず。
しかし肌への負担が大きく、肌トラブルを起こす可能性があるため、おすすめできません。
例えばカミソリは、肌の角質まで取り除いてしまい、乾燥やカミソリ負けの原因になるため避けましょう。
そして、ムダ毛を根元から抜いて処理する毛抜きやブラジリアンワックスは、毛穴に負担がかかり、毛周期の乱れを引き起こす可能性があります。
さらに、抜けた毛穴に雑菌などが入り込んで、肌の炎症に繋がることも。
手軽に使える除毛クリームも、ムダ毛とともに肌も溶かしてしまう場合があり、赤みやかゆみといった肌トラブルの原因になるため控えましょう。
家庭用脱毛器は、サロンのように光を当てるものと、ローラーで毛を巻き取るタイプがあります。光を当てるタイプはサロンやクリニック前の自己処理には向きませんし、ローラータイプは毛抜きやブラジリアンワックスと同様の理由でおすすめできません。
毛の長さは2ミリ以下にする
自己処理では、ムダ毛をツルツルになるまで処理する必要はありません。
毛の長さは2ミリ以下を目安にしましょう。
しっかり剃りすぎると、肌を傷つけたり、剃り負けしたりする可能性があります。肌に負担を与えない程度に、剃毛をおこなうことが大切です。
基本的に自分でシェービングしておく必要がありますが、剃り残しをシェービングしてくれるサロンで脱毛したい方は「ストラッシュ」がおすすめ。最新の情報は、カウンセリング時に確認しましょう。
医療脱毛クリニックなら「リゼクリニック」「アリシアクリニック」「レジーナクリニック」がおすすめ。手の届かない範囲であれば、無料でシェービングしてもらえるので安心です。
まだ契約前で不安な方は、無料カウンセリングの時にシェービングしてもらえる部位や長さを確認するのも良いでしょう。
しっかり保湿をする
自己処理をした後の肌は、とても乾燥しやすい状態です。
乾燥によって肌トラブルを起こすと施術ができないこともあるため、化粧水やクリームで保湿しましょう。
また、自己処理した部分の肌はとても敏感です。
日頃からしっかり保湿することで、肌のバリア機能を高めて、脱毛の効果を高めることができます。
脱毛をする前に自己処理が必要な理由って?
自己処理は、時間や手間がかかるなどの煩わしさがあり、面倒な作業です。
しかし、一部の脱毛サロンやクリニックでは、剃り残しがある部位を避けて施術をされる場合があるため、脱毛をする前の自己処理は必須となります。
なぜ、脱毛の施術を受ける前に必ず自己処理が求められるのか、ここからは、自己処理が必要な理由について、わかりやすく解説します。
火傷や炎症のリスクがあるため
クリニックで使用するレーザー脱毛、サロンで使用する光脱毛は、基本的に黒いメラニン色素に反応して熱を発し、毛根の細胞にダメージを与えます。
しかし、自己処理をせずムダ毛が長いままで照射すると、熱エネルギーが黒い毛に反応して、火傷や炎症を起こすリスクが生じます。
火傷や炎症を防ぐために、剃り残しがあると施術を断られる可能性があります。脱毛を計画通りにおこなうためにも、自己処理はきちんとおこないましょう。
効果が出なくなるため
ムダ毛を残したままでレーザーを照射すると、生えている毛に熱が伝わって、肝心の毛根部分にあるメラニン色素に反応しにくくなります。
その結果、毛根へ与えるダメージが少なくなり、脱毛の効果が出にくくなる可能性があります。
効率的に脱毛するために、施術前の自己処理を怠らないことがおすすめです。
施術時間が短くなってしまう場合があるため
剃り残しのシェービング代が無料となる脱毛サロンやクリニックもありますが、あまりにも剃り残しが多いとシェービングに時間がかかりすぎて、予定時間内に照射が終わらない可能性があります。
施術時間を十分に確保するためにも、可能な範囲でしっかり自己処理をしましょう。
部位別で解説!脱毛する前の正しい自己処理方法
ここからは、部位別に正しい自己処理の方法を解説します。
脚、腕などは電気シェーバーで毛の流れに沿って優しく剃りましょう。肌と刃を平行にして少しずつ剃ると、肌への負担を軽減できます。
肘や膝、脇など凹凸部分は、刃の角度を変えたり、フェイス用シェーバーを活用すると、剃り残しが出づらくなります。
手が届きにくい部位は鏡を活用する
腰やおしり、背中、うなじなどは自分でも確認しづらい部位ですが、できる限りの自己処理が必要です。
自分から見えにくい部位は、合わせ鏡や三面鏡でしっかり確認しながら、電気シェーバーを小刻みに動かして処理しましょう。
背中やうなじに関しては、ひとりでおこなうことが難しいため、家族や友人などに手伝ってもらう方法があります。
自分で自己処理がしづらい部分は、ほとんどのクリニックやサロンで、シェービングを無料でおこなっています。無理をしすぎず、可能な範囲で自己処理をしましょう。
VIOはデザインを決めてから剃毛する
VIOは何度か脱毛を受けると、毛の生えてくるスピードが遅くなるため、デザインを変更しづらくなります。
ツルツルにするか、一部を残すかなど、あらかじめデザインを決めてから剃毛しましょう。
VIO部分の毛は長いため、いきなり電気シェーバーを当てると毛詰まりを起こす可能性があります。
そのため、まずはハサミで長い毛を短くカットしてから剃ることを推奨します。
Vラインはツルツルにするなら1~1.5cm、デザインを決めて一部残すなら1.5~2cm残してカットします。
カットする際には、ヒートカッターの使用もおすすめです。
ヒートカッターは熱線で毛を焼き切るため、毛先が溶けて丸くなります。特に一部残す場合は、ヒートカッターを使うと、カットした後の不快なチクチク感がなくなります。
次に、毛を完全になくしたい部分を電気シェーバーで剃り落としてください。
形を残す場合は、左右対称になるように気を付けながら、肌の曲線、毛の流れに沿って丁寧に剃りましょう。
I・Oラインは特にデリケートなため、鏡を床に置いたり、手鏡を使ったりして確認しながら優しく剃っていきます。皮膚を引っ張りながら剃るのもポイントです。
また、手が届きにくいOラインの処理は、シェービングに対応しているクリニックやサロンも多いため、無理をしないようにしましょう。
顔は蒸しタオルなどであたためておく
産毛の多い顔は、蒸しタオルを当てて温めると肌が柔らかくなり、毛穴が広がることで産毛が立つため、剃りやすくなります。
また、顔の皮膚は他の部位より薄く柔らかく、とてもデリケート。保湿クリームやシェービング剤などで肌を保護しておくことがおすすめです。
額、フェイスライン、頬骨付近は、内側から外側へ向かって、電気シェーバーを動かしながら剃りましょう。
ほかの部分は、上から下へ向かって剃っていくと肌を傷つけにくく、剃り残しも少なくできます。
脱毛前は正しい方法でしっかり自己処理をしよう!
脱毛する前は、自己処理が必須なクリニックや脱毛サロンがほとんどです。
正しい方法を知って、可能な範囲で自己処理をおこないましょう。
最近は、手の届かない箇所の剃り残しについては無料でシェービングの対応をしてくれるクリニックや脱毛サロンが多くなっています。
剃り残しをシェービングしてくれるサロンで脱毛したい方は「ストラッシュ」がおすすめ。最新の情報は、カウンセリング時に聞いておきましょう。
医療脱毛クリニックなら「フレイアクリニック」「アリシアクリニック」「レジーナクリニック」がおすすめ。手の届かない範囲であれば、無料でシェービングしてもらえるので安心です。
無理な自己処理をして、肌を傷つけないよう注意してくださいね。