【平和島ボート G2モーターボート大賞】上昇ムードの前田将太 限界まで減量の構え

[ 2024年5月15日 18:50 ]

2日目を1、2着にまとめて笑みを浮かべる前田将太
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 <平和島16日11R>初日12Rドリーム戦は5着に終わった前田将太(36=福岡)が巻き返しに成功した。15日の2日目1R。1コーナーで放ったツケマイは不発に終わったが、2コーナーで再び全速ターンを繰り出して村田修次を逆転。今シリーズ初白星をもぎ取った。

 続く7Rも3コースからツケマイを狙って2着。今度は原田篤志に逃げ切りを許したものの、1コーナーでは並びかける勢いだった。それだけに当然、舟足は水準以上。「変わらず乗りやすかったし、行き足もいい」と好感触を得る。

 それでも上積みを求める姿勢は崩さない。「気温が高いので出足は重かった。だからといって回転を上げる調整をして良かった試しがない。出足が重い分は自分が軽くなります。今朝52・3キロだったので、まだ700グラム落とす余地がある。体に力が入る質のいい51・6キロを目指します」。自らの肉体を調整する方針を打ち出した。

 16日の3日目11Rは6号艇。2日目の状態でも上位争いは十分に可能だが、その確率は減量でさらに増すはず。前田の体重にも是非、注目してほしい。

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