【柔道】ウルフ・アロン 五輪前哨戦優勝から帰国「東京五輪後では一番良かった」丸刈り頭にした理由は…

[ 2024年5月15日 11:42 ]

グランドスラム・カザフスタン大会を制し、成田空港に帰国したウルフ・アロン
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 柔道男子100キロ級でパリ五輪代表のウルフ・アロン(パーク24)が15日、本番前最後の実戦となったグランドスラム(GS)カザフスタン大会を終えて成田空港に帰国。大会では出色の内容で優勝を果たし、「東京五輪後では一番(内容が)良かったと思う。パリへ手応えを感じた」と充実した表情で振り返った。

 2月のGSパリ大会で優勝を果たし、男女全14階級で最後に代表に決まったウルフの実戦は今年だけで3戦目。トップ選手として異例の過密日程だったが、体重を増やしすぎないことで「コンディションもいい」と好調をキープ。決勝では得意の内股で鮮やかな一本を奪い、「しっかり投げきることができた。試合が多くキツかったが、試合勘は良かった」と話した。

 2連覇が懸かる本番までは2カ月半。今後も「今までの延長で、やってきたことを継続してやる。準備完了ということはない」と気の緩みはない。今大会出発前には自らバリカンを手に12ミリに刈りそろえた髪形には「柔道界で丸刈りにすると、何かやらかしたという印象があるが、何もない。ヒゲも生やして格好いいところを見せたかった」と口も滑らかだった。

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