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ソシエダ久保 勝利呼ぶ先制アシストでMOM選出!3戦ぶりスタメン起用に応えEL出場圏6位再浮上に貢献

[ 2024年5月17日 07:05 ]

スペイン1部第36節   Rソシエダード1―0バレンシア ( 2024年5月16日 )

レアル・ソシエダード公式X(@RealSociedad)から。「ゴールの半分は君ものだ、タケ!!」と久保のアシストを絶賛

 スペイン1部レアル・ソシエダードは16日、本拠でのバレンシア戦に1―0で勝利。今節引き分けたベティスを抜いて来季の欧州リーグ(EL)出場圏内である6位に再浮上。日本代表MF久保建英(22)は3試合ぶりのフル出場を果たし、先制ゴールをアシストするなどの活躍でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。なお、次節は19日に敵地でベティスとのEL争い“大一番”を迎えることになる。

 チームは前節バルセロナに敗れ、EL出場圏外である7位に転落。だが今節は試合前に6位ベティスがラスパルマスと2―2で引き分け、勝ち点56。このバレンシア戦に勝利すれば勝ち点57に伸ばし、再び6位に浮上できるチャンスを得た。

 アルグアシル監督はバルセロナ戦から中2日とあって先発メンバー6人を変更。MF久保はRマドリード戦以来3試合ぶりのスタメン出場。好調のFWベッカーは3試合ぶりにベンチスタートとなった。

 試合は4―3―3の右ウイングで先発したMF久保がいきなり先制ゴールを演出。前半3分、左サイドからのクロスに対しファーサイドに走り込み、ゴールラインギリギリのところに飛びつき左足アウトサイドで絶妙な折り返し。GKの頭上を越えたボールをFWアンドレ・シルバが難なく頭で押し込んだ。久保にとっては12月のビジャレアル戦以来となる今季4アシスト目。得点に直接関与するのは2月のマジョルカ戦以来3カ月ぶり(出場した公式戦では11試合ぶり)となった。

 久保はDFオドリオソラとも好連係を見せるなど、右サイドを凌駕(りょうが)。追加点こそ奪えなかったが、積極的な仕掛けでスタンドを沸かせ、守備では鋭いプレスバックで相手の攻撃を防ぐ場面もあった。

 チームは守護神GKレミロの好セーブもあり、虎の子の1点を最後まで守り切って勝利。再び6位に浮上し、リーグ戦残り2試合となった次節はEL出場権を争うベティスとの注目の直接対決を迎える。

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