堀江翔太 本拠地最終戦で白星貢献「勝ててホッとした」 「ラスボスForever」万雷の拍手浴びる

[ 2024年4月28日 05:00 ]

<埼玉・花園>笑顔でスタンドに手を振る堀江(撮影・篠原岳夫)
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 6試合が行われ、1位でプレーオフ(PO)進出を決めている埼玉は花園を33―24で下し、15戦全勝とした。今季限りで引退する日本代表フッカー堀江翔太(38)が7戦ぶりに先発し、チーム公式戦200試合出場を達成。同じく今季で引退する元日本代表SH内田啓介(32)も先発し、今季の本拠地最終戦白星に貢献した。BL東京は東京SGに36―27で競り勝ち、レギュラーシーズン2位を確定させた。

 試合終盤に登場する「ラスボス」が試合開始からピッチに君臨した。「ラスボスForever」の横断幕が掲げられる中、堀江は前半27分に相手防御裏への意表を突くキックパスで好機を演出。同30分には全力疾走から体を張って失点を阻止するなど攻守でけん引。節目となる200戦目でも変わらぬ存在感を発揮し「変に気負わず、いつも通りのプレーを心がけた。ただ勝ててホッとした」と笑みを浮かべた。

 21―5の後半21分にベンチに退くと1万超のファンからは万雷の拍手。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝く活躍にディーンズ監督は6月開催予定の世界トップ選手から選抜される「バーバリアンズ」への招集を明言した。

 PO含め残り3戦。38歳の大黒柱は、「チームを前に進めることが僕の役目。最後までやり遂げたい」と奪冠への強い決意をのぞかせた。

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