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レアル 2季ぶり決勝へ前進 ビニシウス2発 シュート数で劣るも価値あるドロー

[ 2024年5月2日 04:41 ]

欧州CL準決勝第1戦   Rマドリード2―2Bミュンヘン ( 2024年4月30日    ミュンヘン )

バイエルン・ミュンヘン戦でPKで同点ゴールを決め、喜ぶレアル・マドリードのビニシウス(AP)
Photo By AP

 14度の最多優勝を誇るレアル・マドリードは敵地でバイエルン・ミュンヘンと2―2で引き分けた。シュート数で劣りながら効率がいい攻めでFWビニシウス(23)が2得点。第2戦は8日に行われる。

 満員の7万5000人が詰めかけた敵地で苦戦を強いられても終わってみれば2―2の引き分け。名門対決でRマドリードがしぶとさを見せつけ、2得点のビニシウスは「この大会は負けないことが大事」と胸を張った。

 一方的に押されていた前半24分にMFクロースが最終ラインを切り裂く絶妙なスルーパス。「ビニは足元よりもスペースでもらうことを好む。彼の動きがパスを簡単にしてくれた」とクロース。戻ると見せかけてDFをつり出したブラジル代表が自らスペースをつくって素早く反転し、相手を振り切って右足ダイレクトで先制点を流し込んだ。後半に2失点しても終盤にドリブルで持ち込んだビニシウスからパスを受けたFWロドリゴが倒されてPKを獲得。好調の背番号7がブーイングの中で確実に決めた。

 シュート数8―14で価値ある引き分け。勝負が決まる第2戦に向けて「ホームで魔法の夜を過ごし、勝って決勝に進みたい」とビニシウスは笑った。2季ぶりの決勝へ、自ら再び道を切り開く。

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