【福岡・にっぽん未来プロジェクト競走in福岡】明日開幕! 平田忠則ドル箱水面で躍動

[ 2024年5月13日 12:00 ]

当地通算10Ⅴを誇る平田忠則が優勝候補筆頭か
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 ボートレース福岡の5月2節目の開催となる「にっぽん未来プロジェクト競走in福岡」が14日に開幕する。男女混合の6日間シリーズ。実力伯仲のメンバー構成で激しい覇権争いが展開されそうだ。

 V候補筆頭には平田忠則の名前を挙げたい。当地は通算10Vを誇るドル箱水面で、3月の「九州プロレス杯」でも巧みなハンドルワークで優出(5着)している。平田と言えばコーナー戦が最大の武器。ただ、近況は伸び仕様の調整にも手応えをつかみつつある。19年10月以来の当地制覇に照準を定める。

 桑原悠は昨年8月のSGメモリアルで当時のエース機を背に優出2着と奮闘。年明けから一般戦は8連続優出中と好調をキープしており、有力な優勝候補の一人だろう。

 海野康志郎の決め手も魅力たっぷり。直前の浜名湖を制し、今年は2V。重量級のため、パワー負けのないエンジンという条件はつくが、おそらく順番的に今回は良機シリーズ。低調機の数が少ないのは海野にとっては歓迎材料だ。 

 小池修平は2月地区戦、3月江戸川周年とG1戦で今年2回の優出。記念戦線でも当たり負けがなくなったように、メキメキと実力を伸ばしている。なんと言っても4カド戦でのスタート攻勢が強み。22年9月以来の当地戦となるが、ファンに成長した姿をアピールしたい。

 井上一輝は19年4月のデビュー初優勝が当地開催のルーキーシリーズだった。前期は自身初の勝率7点台(7・01)をマーク。一発の攻撃力では小池に見劣るがレース運びが上手く、大崩れが少ないタイプだ。

 女子勢は8人が参戦。注目は中川りな。産休からの復帰後は伸び型に仕上げて1着率を大きく上げており、穴党ファンはご注目を!

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