×

【ボクシング】7・18フェニックスバトルでダブル日本王座戦 大橋会長「東京Dでできるような選手に」

[ 2024年5月15日 22:26 ]

フェニックスバトルの次戦発表会見に臨んだ選手ら。中央左は大橋会長
Photo By スポニチ

 プロボクシング大橋ジムは15日、都内で会見し7月18日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino BOXING フェニックスバトル」の対戦カードを発表した。

 メインは日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦で、同級王者・高山涼深(ワタナベ)が挑戦者で同級15位の青山功(セレス)と対戦。4月に同級1位の古谷昭男(六島)を3回TKOで下し、2度目の防衛を成功させた高山は「メインにふさわしい試合をして会場を盛り上げたい」と意気込んだ。

 セミファイナルの日本バンタム級タイトルマッチ10回戦では、同級王者・富施郁哉(ワタナベ)が指名挑戦者の増田陸(帝拳)との再戦に挑む。両者は昨年5月のモンスタートーナメント準々決勝で対戦。7回TKO負けした富施は「増田選手は右も左も倒せるパンチを持っている。めちゃくちゃ強いのは分かっているが、リベンジできるように頑張りたい。今は秘密の特訓をしているので、パンチをもらわずやりたい」と不敵に笑った。

 WBA、WBO11位でIBF15位に位置する増田は「前回は戦術を用意していなかったが、今回は再戦。サウスポー対策をして、秘密の特訓に負けないようにこっちも頑張りたい」と拳を握った。

 ほかにアジア最強ライト級トーナメント8回戦も行われ、日本同級6位の今永虎雅(大橋)らが出場する。今月6日の東京ドーム興行を終えたばかりの大橋会長は「今は抜け殻状態」と笑わせながら「ドームでの試合が大成功に終わり、ボクシングの素晴らしさを見せられたと思う。(この興行に出場する)みんないい持ち味があるので、東京ドームで試合ができるような選手になってもらいたい」と来年の東京ドーム開催の可能性に言及しながら、期待を寄せた。

続きを表示

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年5月15日のニュース