高木優奈 黄金世代16人目Vへ2差 プロテスト6度目で合格 遅れてきた苦労人

[ 2024年5月18日 04:38 ]

女子ゴルフツアー ブリヂストン・レディース第2日 ( 2024年5月17日    千葉県 袖ケ浦CC袖ケ浦=6731ヤード、パー72 )

9番、ティーショットを放つ高木優奈(撮影・会津 智海)
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 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、第2ラウンドを3バーディー、1ボギーの70で回り、通算8アンダー、136に伸ばした、26歳のルーキー、高木優奈(フリー)が首位と2打差の2位に浮上した。67をマークした竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が通算10アンダーで首位浮上。ツアー3年目の藤田かれん(23=ライク)が通算6アンダーで5位につけた。

 渋野、畑岡らと同学年、26歳の高木が2位と絶好の位置につけた。出だしの10番でボギーも、14番で2メートルを沈めて取り返すとスコアを伸ばした。「パットは良かったし、ショットに不安要素もない」と言う中で唯一、悔やんだのは最終9番。「決めたい気持ちが強すぎた」と力んで80センチのバーディーパットを外した。「最後のパットだけが残念」と嘆いた。

 単年登録で19~21年にツアーに出場した実績もあるが、その後、出場にプロテスト合格が必須となったため、昨年に6度目の挑戦で合格するまで、試合に出られない日々が続いた。黄金世代16人目の優勝へ、「入れたいと思わないこと」と平常心を課題に挙げ、「まだ2日間あるので、(最後の)1打を取り返すことはできる」と前を向いた。

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