【リーグワン】埼玉・竹山晃暉「企業秘密」の“職人芸”インターセプトで勝利貢献誓う

[ 2024年5月16日 19:04 ]

ラグビーリーグワン1部プレーオフトーナメント準決勝   埼玉―横浜 ( 2024年5月16日    東京・秩父宮ラグビー場 )

練習後に取材に応じる竹山晃暉
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 2季ぶりの王座奪還を目指す埼玉は16日、埼玉県熊谷市の拠点で18日の準決勝・横浜戦に向けて練習を行った。登録メンバー23人も発表となり、先発が決まったWTB竹山晃暉は、得意のインターセプトで勝利に貢献することを誓った。

 代名詞の職人技を再現する。2季前の準決勝・東京ベイ戦でも前半終了間際に自陣インゴール手前でインターセプトに成功し、90メートルの独走トライを決めている竹山。相手のチャンスを潰し、逆にトライを奪うスコア的にも心理的にも効果的なインターセプトは「持っているし、一昨年の準決勝(という大舞台)でできたのは自信になった」と振り返る。

 以前から「ギャンブルではなくスキル」というように、ポジショニングやタイミング、相手の動きを読む予測力など、全てが合致した時に成功する職人芸については「企業秘密です」と詳細を明かさなかったが、竹山自身も山ほどの失敗を重ねて、スキルを習得した。今では例え失敗しても、タックルへ入るオプションも構築しており、再び大舞台で披露する準備は整っている。

 偉大な先輩であるフッカー堀江翔太が今季限りで現役を引退。「最初は怖い先輩だと思っていたが、そういう雰囲気にしないように接してくれた」と感謝は尽きない。チーム内の選手ナンバーは堀江が47で、竹山が48。ロッカーが隣同士で、練習前の準備の仕方、バックス並みのスキルには何度も学ばされてきたという。「堀江家でおいしいすき焼きをごちそうになったことが思い出」という先輩の花道を飾るためにも、まずは準決勝突破に全力を注ぐ。

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