体操五輪代表争いは“レジェンド”田中に注目 34歳での代表入りへ「生半可じゃない覚悟でやってきた」

[ 2024年5月16日 04:00 ]

田中佑典
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 体操のパリ五輪最終選考会を兼ねるNHK杯がきょう16日、群馬・高崎アリーナで開幕する。残り4枠を合計得点や貢献度で争う男子では16年リオデジャネイロ五輪団体金メンバーの34歳・田中佑典(田中体操クラブ)が注目の存在。「30代中盤の選手が頑張るのを楽しんでもらえれば」と不敵に笑った。

 田中が五輪切符を得れば、64年東京大会の小野喬の33歳、21年東京大会内村航平の32歳を上回る。レジェンドの領域が見えており「生半可じゃない覚悟でやってきた」と思いを語った。現在、代表に決定しているのは東京五輪男子2冠の橋本大輝(セントラルスポーツ)のみ。男女とも4月の全日本選手権の得点を持ち点に2日間演技し、各5人の代表が出そろう。

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