【平安S展望】グロリアムンディ連覇へ　ミッキーヌチバナも展開ひとつ

　平安S（G3）は京都ダート1900メートルで行われる。連覇を狙うグロリアムンディは昨年が道中3番手から早め先頭で2馬身半差の独走V。ひと言、強かった。9日の1週前追いは新コンビの幸を背にCWコースでいっぱいに負荷をかけて、6F82秒4～1F11秒4と軽快な脚さばきを披露。状態面は問題なし。ここ3走はチャンピオンズC13着、東京大賞典6着、川崎記念9着と結果が振るわないが重賞制覇を飾った思い出の舞台で輝きを取り戻す。

　前走のアンタレスSで初タイトルを奪取したミッキーヌチバナの武器は決め手。展開ひとつで重賞連勝のチャンスは十分にある。昨年2着ハギノアレグリアスは安定感が光る。ここでも大崩れは考えづらい。ハピは実績のあるダートに戻し、巻き返しを図る。前走ブリリアントSを逃げ切ったメイショウフンジンも自分のリズムなら粘り強い。