映画「鉄道員(ぽっぽや)」特別上映会 映画モデル廃駅で 121年の歴史に幕 駅舎は資料館に

[ 2024年3月24日 04:55 ]

「鉄道員」の舞台となった「幌舞駅」をバックに幾寅婦人会のメンバーと写真に収まる撮影監督の木村大作氏
Photo By 提供写真

 高倉健さん主演で、99年に公開された映画「鉄道員(ぽっぽや)」(監督降旗康男)の舞台となった北海道南富良野町の幾寅駅が31日で廃駅となるのを前に、同町で23日、特別上映会が開催された。

 劇中で「幌舞駅」と名前が変えられていた幾寅駅。台風被害で2016年から一度も列車が走ることはなかったが、JR根室本線(富良野~新得間)の廃線が正式に決まり、121年の歴史に終止符を打つことになった。

 廃駅となっても駅舎は資料館として存続が決定。

 上映会に出席した撮影監督の木村大作氏(84)は「列車が通らなくなると町は廃れてしまいがちだが、町の人たちの元気がなくならないよう頑張ってほしい。駅舎とロケセットを残すことを決めてくれたことは本当にうれしい」と語った。

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