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“リーゼントボクサー”和気慎吾 2回TKO勝ちで3連勝 「次は大きい試合を…」世界再挑戦に意欲

[ 2024年5月14日 21:13 ]

プロボクシング スーパーバンタム級8回戦 ( 2024年5月14日    後楽園ホール )

2回TKO勝ちした和気
Photo By スポニチ

 元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の“リーゼントボクサー”和気慎吾(36=FLARE山上)が、プラティップ・チンラム(24=タイ)から3度のダウンを奪い2回53秒TKO勝ちした。

 23年の9月以来、約8カ月ぶりのリングで。2回に立て続けにダウンを奪うと最後は豪快な左ストレートでレフェリーストップを呼び込んだ。「正直今日は堅かった」と不満げな表情を浮かべながらも「2回でKOできてホッとしている」と笑顔で声援に応えた。

 スーパーバンタム級での試合は22年6月以来。「スーパーバンタムの方が動きやすい」と序盤からキレのある動きを見せ「もっともっと自分はできると思っている。昔より今の方が伸びている。まだ年を言い訳にせず強くなりたい」と36歳となっても肉体的な衰えはまだまだ感じていないと明かした。

 16年には世界挑戦も経験した36歳は「最終目標は世界チャンピオン。まだまだ諦めていないし、こんなところで足踏みしていられない。次は大きい試合を組んでもらえるように頑張りたい」と次戦で日本や地域タイトルへの挑戦の意向を明かした。

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