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王者ロドリゲス 余裕たっぷり「やることをやれば12回までに終わる」

[ 2024年5月2日 04:30 ]

ミット打ちで右アッパーを出すロドリゲス(右)
Photo By スポニチ

 プロボクシングIBF世界バンタム級タイトルマッチ(4日、エディオンアリーナ大阪)で同級1位・西田凌佑(27=六島)の挑戦を受ける王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)が1日、大阪市内のジムで練習を公開した。

 「時差ぼけは解消し、コンディションはいい。順調だ。メキシコで十分に練習を積んで、体重はリミット(53・5キロ)まで、あと4ポンド(約1・8キロ)ぐらい」

 会場に姿を現すと、報道陣の一人一人に自ら握手を求め、友好的な雰囲気を演出。練習前の取材で気さくに話し、体調が良好である印象を与えた。

 練習はシャドーボクシングとミット打ちを2ラウンドずつ公開し、軽快に動いた。挑戦者の西田から「(王者ロドリゲスは)スピードもパワーもテクニックも自分を上回る強い選手」と敬意を払われていることについて「そう言ってもらえて、うれしい。西田といい試合にしたい。やることをやれば12ラウンドまでに終わる。KOで勝つ」と圧倒する意気込みを示した。

 視察に訪れた西田陣営の六島ジム、武市晃輔トレーナーは「あれだけ、しゃべって動ける。絶好調じゃないですか。アップやシャドーなど動きをみればアマ経験が相当ある選手。トップアマの動き」と評した。「ただ、いろんな意味で想像を超えていなかった。素晴らしいチャンピオンだとは分かっているし、想定している。でも西田が動ければ勝負になります」と攻略に自信をみせた。

 この世界戦は興行「LUSH BOMU vol.3 feat.3150FIGHT」のメインイベントとして実施される。3150FIGHTの亀田興毅ファウンダーはドラムミットで王者のパンチを受け「軽く打ってるだけやけど、凄いわ。全てのパンチをコンパクトに打っている」と舌を巻いた。

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