【陸上】男子100メートルは20歳の柳田が優勝「勝ち切れたことは良かった」

[ 2024年5月19日 18:02 ]

陸上 セイコー・ゴールデングランプリ ( 2024年5月19日    東京・国立競技場 )

<セイコーゴールデングランプリ2024>男子100メートル決勝、ゴールした柳田(撮影・木村 揚輔)
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 男子100メートル決勝が行われ、20歳の柳田大輝(東洋大)が10秒21で優勝した。

 柳田は予選1組を10秒31位で1位通過したが「スタートが今イチだったので修正して決勝はしっかり走ろうと思った」という。

 決勝はスタートが仕切り直しとなり、優勝候補のサニブラウン・ハキーム(東レ)、坂井隆一郎(大阪ガス)が足にけいれんを起こし失速する予想外の展開だったが「動揺しなくて良かった」と冷静に対応。ゴール前の競り合いを際どく制し「こういう中でもしっかり勝ち切れたことは良かった」と話した。

 5月上旬にバハマで開催された世界リレーの400メートルリレーに出場。4位となりパリ五輪出場権を獲得した。「長い海外だったので多少疲れはある」とコンディションは万全ではなかったものの、2レースとも手堅くまとめた。

 今月25日に米オレゴン州で行われるダイヤモンドリーグ・ユージーン大会への出場が決まり、21日に渡米する。「良い流れで準備できる」と海外遠征に弾みも付いた。

 パリ五輪の参加標準記録は10秒00。自身の自己ベスト10秒02を超える記録だが「絶好調でなくても勝てたので、万全な準備ができれば標準記録は見えてくる」と自信をにじませた。

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