霧島が「頚椎症性神経根症」で休場 再出場せず大関陥落へ「検査と治療も兼ねて4日間入院」師匠が明かす

[ 2024年5月18日 12:21 ]

大相撲夏場所7日目 ( 2024年5月18日    東京・両国国技館 )

霧島
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は18日、大関・霧島(28=音羽山部屋)が7日目から休場すると発表した。提出された診断書には「頚椎症性神経根症」「約2週間の加療を要する」と記されていた。

 陸奥部屋閉鎖に伴う転籍で今場所から師匠となった音羽山親方(元横綱・鶴竜)によると、この日から「検査と治療も兼ねて今日から4日間ぐらい入院する」という。途中出場についても「もう出ないです」ときっぱり否定した。

 霧島は首のケガの影響で先場所5勝10敗と負け越し。自身2度目のカド番で臨んだ今場所、ここまで1勝5敗と厳しい状況だった。5敗目を喫した6日目の取組後には「体がバラバラ。いつも通りの相撲がここ2場所全然取れてない。言い訳はしない」と苦しい胸の内を明かしていた。

 再出場しないため、2場所連続の負け越しで大関陥落が決定する。大関在位6場所での陥落は昭和以降ワースト12位の早さ。昇進から1年以内での陥落は、平成以降では武双山、栃ノ心、貴景勝、御嶽海に続いて5人目となる。

 霧島の休場は、新大関だった昨年名古屋場所以来で自身5度目。この日対戦予定だった翔猿(32=追手風部屋)は不戦勝となる。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年5月18日のニュース