【バレーボール】「この先も日体大を背負っていく」高橋藍が日体大でたった一人の卒業式

[ 2024年5月17日 12:23 ]

卒業証書を手に笑顔を見せる高橋藍
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 バレーボール男子日本代表の高橋藍(22)が17日、東京都世田谷区の日体大世田谷キャンパスで行われた学位記及び理事長賞授与式に出席した。

 今年3月に日体大を卒業した高橋はイタリア1部リーグの試合出場のため3月15日の卒業式を欠席。この日改めて“たった一人の卒業式”が行われた。

 石井隆憲学長から学位記、松浪健四郎理事長から理事長賞を授与された高橋は「日本体育大での4年間、海外生活、授業、いろいろな経験ができた。この経験を社会貢献、バレーボール、スポーツの普及につなげたい。この先も日本体育大学を背負って頑張っていく」とあいさつした。

 20年4月に日体大に入学したが、コロナ禍の影響、2年時にイタリアに移籍したこともあり、普通の大学生の生活を送ることができなかった。高橋は「20歳になれば居酒屋に行くとか、大学生ならではのことが楽しみだったけど、そういうことができなかった」と残念がった。

 5月1日に帰国した高橋は短いオフを過ごし、既にB代表に合流し調整している。パリ五輪の前哨戦ネーションズリーグは、6月4日から始まる福岡大会から出場する予定。

 女子の初戦トルコ戦をテレビ観戦した高橋は「初戦からトルコのホームであれだけのパフォーマンスで、勝つというところに凄く刺激を受けた。背中を押され、自分も頑張らないといけないと思う」と決意を口にした。

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