【体操NHK杯】34歳・田中佑典がパリ急接近「今がピークのようです」暫定3位&貢献度でも浮上

[ 2024年5月17日 18:37 ]

体操NHK杯第2日 ( 2024年5月17日    群馬・高崎アリーナ )

<体操NHK杯第2日>跳馬の演技をする田中佑典(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪最終選考会として男子の個人総合1回目が行われ、全日本選手権6位の34歳・田中佑典(田中体操ク)が合計255・128点で3位に浮上。パリ代表圏の2位まで1・367点差まで迫った。

 得意の平行棒で15・100点の全体2位で、鉄棒も大崩れなく4位でまとめた。全日本終了時の6位から順位を3つ上げ「誰も予想していなかったんじゃないですか」とニヤリと笑い「今がピークのようです」と自信を見せた。リオ五輪での戦いとは「別次元」と表現し、もう一度頑張るには、違うステージで戦う必要がある」と残り1日を見据えた。

 上位2枠の代表入りだけでなく、貢献度の2枠候補にも挙がる。この日を終えた時点での状況について男子強化本部長の水鳥氏は、鉄棒、あん馬で高得点が見込める杉野正尭(徳洲会)が「この段階ではかなりアツい」とした上で、田中や跳馬が得意の谷川航(セントラルスポーツ)らの名前を挙げた。水鳥氏は田中について「平行棒、鉄棒で可能性がある」と語った。

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