【体操】杉原愛子 3大会連続五輪へ「ただ好きな体操を楽しむ」 5位から巻き返し誓う NHK杯

[ 2024年5月16日 18:18 ]

体操・NHK杯第1日 ( 2024年5月16日    群馬・高崎アリーナ )

<体操NHK杯第1日>並んで笑顔の杉原愛子(左)と畠田千愛(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪最終選考会を兼ねて女子が行われ、3大会連続五輪を狙う杉原愛子(24=TRyAS)が4月の全日本個人総合選手権との合計158・461点で5位となった。

 段違い平行棒で、まさかの落下。「中学生とか高校生とかぶりに試合で落ちた。動画を見て分析しようと思う。めちゃくちゃ悔しい」と悔しさをにじませた。それでも「良い意味で吹っ切れた部分もあった。減点が少なくなるように、0・1点でも高くなるようにしようと思って演技した」と前向きに語った。

 21年東京五輪後に一度引退したが、昨年6月の全日本種目別選手権で復帰。いきなり床運動で優勝し、昨年9月から本格的に目指し始めたパリ五輪代表入りに向けては「点数や立ち位置を気にせず、ただ好きな体操を楽しむ。その楽しさをファンや体操を知らない人に伝えられたらいいなと思う」と笑顔で話した。

 女子5枠のパリ五輪代表は4月の全日本と今大会の合計点上位4人とチーム貢献度で1人が決まる。

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