【リーグワン】花園、1部残留かけた浦安との入れ替え戦へ調整 向井HC「絶対に勝って残らないと」

[ 2024年5月16日 17:13 ]

入れ替え戦に向けて、練習の最後に円陣を組む花園の選手たち
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 ラグビー・リーグワン1部の花園は、18日に2部との入れ替え戦第1戦・浦安戦(えどりく)に臨む。16日に東大阪市内で調整した。

 レギュラーシーズンは1勝15敗で最下位となり、昨季と同様に、2部1位の浦安との入れ替え戦に回ることになった。1年前は下馬評で浦安に分があるとされながら、2試合ともに完勝して残留を決めた。

 2季連続で同じカードとなった入れ替え戦。リベンジをかけて向かってくる相手に対し、当然ながら油断や慢心はない。先発予定のNo・8野中翔平主将は言う。

 「昨年よりも良い緊張があると思います。誰もが昨年のようにうまくいかないと思っているし、相手からすれば同じ相手で、ほんまに死ぬ気で来る。それに対して、どれだけ自分たちに集中してできるか。集中力は今、すごく高いなと思います」

 24日にホームでの第2戦が控えるが「(大きいのは)1戦目じゃないですか」と重要性を語る。それは向井昭吾ヘッドコーチも同じで「(初戦が)勝負です。初戦です」と口をそろえた。

 「(レギュラーシーズンで)確かに勝てていないけど、ある程度試合はつくれて、上位チームにもケンカを売れそうなところまで来ている。残留できれば、今年経験したものを来季に発揮できると思う。絶対、ここは勝って残らないといけない。アウェーでしっかりと勝って帰ってこられれば、ホームでのアドバンテージもある。初戦が勝負です」

 元オーストラリア代表SOクウェイド・クーパーらも先発に名を連ねた花園。まずは敵地での第1戦に全力を注ぎ、残留へと前進する。

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