沖学園高3年・藤本愛菜 2年ぶり2度目の優勝!強風耐え逃げ切り 九州女アマG最終日

[ 2024年5月16日 16:59 ]

九州女子アマゴルフ最終日 ( 2024年5月16日    福岡県北九州市 門司ゴルフ倶楽部=6368ヤード、パー72 )

九州女子アマ最終日初日から首位を守り通算2アンダーで2年ぶり2度目の優勝を決めた藤本
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 3日間54ホール競技の最終ラウンドが行われ、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームメンバーで、福岡・沖学園高3年の藤本愛菜(17)が2022年大会以来2年ぶり2度目の優勝を決めた。

 瞬間最大風速14・4メートルを記録する強風が吹き、各選手がスコアメークに苦しむ中、後続に6打の大差となる8アンダーの首位でスタートした藤本はノーバーディー、6ボギーの78と崩れたが後続もスコアを伸ばせず、通算2アンダーで逃げ切った。

 藤本は「風が強かったのでドライバーは抑えめに方向重視を心がけた」と前半アウトはパー3を除く7ホールでフェアウエーをキープ。風がさらに強まった後半はややショットを乱したが、マネージメント力の高さを発揮し優勝を引き寄せた。

 23年ナショナルチーム代表で、22年日本ジュニア女子15~17歳の部優勝者の荒木優奈(19=グリーンランドリゾート)は79で通算5オーバーに止まり、4大会連続の2位に終わった。

 この日のベストスコアとなる76で回った廣吉優梨菜(14=福岡・折尾中3年)が7オーバーの3位。22年栃木国体ゴルフ女子個人優勝の左奈々(18=沖学園高3年)と吉崎マーナ(16=沖縄カトリック高2年)は通算8オーバーの4位だった。

 この結果、上位17人が日本女子アマ(6月11~14日、千葉・我孫子)の出場権を得た。

 (最終日上位成績)
―2(1)藤本愛菜 214
+5(2)荒木優奈 221
+7(3)廣吉優梨菜 223
+8(4)吉崎マーナ
  (4)左 奈々 224
+9(6)福田萌維   (6)黒木 宝 225
+10(8)荒木七海 226
+11(9)益永彩未
   (9)林田万輪
   (9)宮城 杏 227

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