琴ノ若改め琴櫻が稽古総見で10番 場内アナウンスに自身も驚き「忘れてました」改名の実感追いつかず

[ 2024年5月2日 19:41 ]

<琴櫻番付発表会見>琴櫻を襲名し、新しい化粧まわしを披露する(撮影・郡司 修)
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 大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会による稽古総見が2日、東京・両国国技館で行われた。

 大関・琴ノ若改め琴櫻(26=佐渡ケ嶽部屋)は、三役以上の申し合いに参加して10番取った。豊昇龍(24=立浪部屋)、貴景勝(27=常盤山部屋)、霧島(28=音羽山部屋)の3大関、関脇・若元春(30=荒汐部屋)、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)の5人を相手に6勝4敗。前に出る圧力が光り「やれるだけのことはやった。しっかり攻めを意識してやれた」と好感触だった。

 この日、土俵に上がると「西方より、大関・琴櫻」という場内アナウンス。会場に詰めかけた2500人の観衆から大きな拍手が起きた。「自分でもびっくりしました。忘れてました」と実感がまだ追いついていない様子。偉大な祖父のしこ名を襲名した大関は「まだ慣れてないですけど、自然と慣れるんじゃないですか。まだ(改名から)2日目なんで許してください」と照れ笑いしていた。

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