男子100M　東京五輪代表の多田＆山縣にアクシデント　多田は右ふくらはぎ肉離れで日本選手権に黄色信号

陸上　織田記念国際 （ 2024年4月29日    広島・ホットスタッフフィールド広島 ）

　男子100メートル予選でスタート直後に途中棄権し、車いすで運ばれる多田修平＝ホットスタッフフィールド広島
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　男子100メートルでは、東京五輪代表の2人にアクシデントがあった。

　今季初戦の多田修平（27＝住友電工）は予選のスタート直後に右ふくらはぎ肉離れを起こして途中棄権。車いすで運ばれた。3月の室内大会で60メートルの日本記録を更新して復調を示していただけに、6月下旬の日本選手権へ黄色信号がともった。

　日本記録保持者の山縣亮太（31＝セイコー）は予選10秒58と低調で、右足の違和感のためB決勝を棄権した。国内初戦を終え「今のところ良いと言える状態ではない。早く良くしないといけない」と出直しを期した。