【柔道】小川雄勢 3回戦で散る ルール変更に苦戦「いつもとペースが変わる」 全日本選手権

[ 2024年4月29日 16:52 ]

柔道全日本選手権 ( 2024年4月29日    東京・日本武道館 )

<柔道全日本選手権>3回戦。顔をしかめ引き揚げる小川(撮影・河野 光希)
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 体重無差別で男子日本一を争う大会で、優勝7度を誇る小川直也(56)の長男・雄勢(27=パーク24)は3回戦で15、18年と2度の優勝経験がある原沢久喜(31=長府工産)に判定で敗れた。

 初戦は佐藤佑治郎(22=山形県警察)に危なげなく判定勝ち。3回戦では序盤から組み手争いとなったが、ルール変更に苦戦した。「ルールに対応できなかった」と吐露し、「いつもとペースが変わるし、(自分は)浮くような受け方をする。自分では大丈夫と思っていても、審判の見方は違う」と振り返った。

 今大会はゴールデンスコア方式による延長戦は廃止。8年ぶりに旗判定が復活し、試合時間も4分から5分(決勝は8分)となった。「前半からペースを上げていかないといけなかった。難しかった」と淡々と語った。

 全日本選手権で3度3位を経験している実力者。今後については「目の前の試合を全力で勝ちに行くしか先はないと思う」と“一戦必勝”を誓った。

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