【柔道】全日本選手権で疑惑の判定 飯田健太郎が相手寝技15秒だけで「合わせ技一本負け」

[ 2024年4月29日 12:03 ]

柔道全日本選手権 ( 2024年4月29日    東京・日本武道館 )

<全日本柔道選手権>阿部拓馬(左)と組み合う飯田健太郎(撮影・会津 智海)
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 体重無差別で男子日本一を争う大会の1回戦で、21~23年100キロ級世界選手権代表の飯田健太郎(旭化成)が、阿部拓馬(山形県警)に疑惑の判定で一本負けで敗退する波乱があった。

 開始3分過ぎ、場外際で得意の内股で「技あり」を奪った飯田だが、「一本」と勘違いして油断している隙を突かれ、そのまま寝技で抑え込まれた。そのまま時間が経過し、15秒が経過し相手の「技あり」となったところで、主審が「合わせ技一本」のコール。本来、阿部が勝利するためには、20秒抑え込んで「一本」が必要な場面だった。

 結局、3人の審判団が集まって審議するも、判定は覆らず。伝統と格式高い大会で、後味の悪い結果となった。

 試合後、取材に応じた飯田は、「(自分の内股を)一本と決めつけて、寝技を逃げられずに負けた。完全に決まった感覚があったし、一度場外に出たといゆ認識があった。(主審の)技ありの声も聞こえなかった」と述懐。一連の状況で「パニックになっていた」と話した。

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