【川越巡業】大栄翔「自分もああいう突っ張りしたい」曙さんの“規格外”な突っ張りは憧れ

[ 2024年4月12日 20:57 ]

<春巡業川越場所>豊昇龍(左)と三番稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作)
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 大相撲春巡業が12日、埼玉県川越市の川越運動公園総合体育館で行われ、地元・埼玉県出身の関脇・大栄翔(30=追手風部屋)が大関・豊昇龍(24=立浪部屋)らと計8番取った。

 豊昇龍との三番稽古は2日連続。この日は6番取り、激しい突っ張り合いを展開するなど充実の内容だった。最後は豊昇龍の胸を借りてぶつかり稽古。「良い稽古できたと思う。地元ですから、応援していただく声もありがたい」と感謝した。

 11日に54歳で亡くなっていたことが分かった元横綱・曙太郎さんについても言及。直接会ったことはないが、幼い頃にテレビで見ていたという。「貴乃花さんとライバルで、たしか対戦成績が一緒(21勝21敗)なんですよね」。強い横綱のイメージや詳細なデータまではっきり覚えているようだ。

 体格は違えど、同じ突き押し相撲。もしも対戦したら…と想像を巡らせ「どうやっても勝てないと思う。一発で持っていかれそう」と分析した。「体はどしっとしていて腕がよく伸びる、自分もああいう突っ張りしたいですね」。“規格外”の強烈な突っ張りは、参考にするというより憧れの思いの方が強かった。

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