【Wリーグ】富士通 “チーム力”で2年ぶり決勝進出 16得点の林咲「みんなで共通理解した」

[ 2024年4月8日 22:33 ]

<富士通・シャンソン>第1Q、パスを出す林咲(撮影・中村 和也)
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 Wリーグプレーオフ(2024年4月8日 東京・武蔵野の森スポーツプラザ) 2戦先勝方式の準決勝第3戦が行われ、16年ぶり2度目の優勝を狙う富士通(レギュラーシーズン1位)は18年ぶりの頂点を目指すシャンソン化粧品(同5位)に93―72で勝利し、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 1勝1敗で迎えた第3戦。相手のゾーンディフェンスに屈せず第1Qで20点差、第3Q終了時には27点差をつけ、最後まで圧倒した。第2戦では最大19点差をひっくり返されたが、リベンジを果たした。

 3ポイント(P)シュートはチーム全体で10本中9本を成功させた。林咲希(29)は4本決め、16得点と奮闘した。今夏のパリ五輪に出場する女子日本代表の主将は「昨日、ゾーンアタックがうまくいっていなかったが、みんなで共通理解したので、シュートが打ちやすかった」と振り返った。

 前日の試合では先発メンバー全員が2桁得点を決めるも、ベンチメンバーが無得点に終わっていた。この日はベンチメンバーで計25得点を積み重ね、林咲は「自分たちも頑張ろうという活力もらえた。来週につながる試合になった」と力強く語った。

 町田瑠唯(31)は14得点などで存在感を放った。「昨日は後半のディフェンスが良くなかった」と第2戦を踏まえ「リバウンドや(スペースが)空いたら打つというのを全員ができた。ファイナルでも継続したい」と手応えを口にした。

 13日からの決勝は初優勝を目指すデンソーと激突する。

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