ざんばら大の里 「悔しい」V逸も敢闘賞&技能賞 来場所の新三役昇進確実

[ 2024年3月25日 05:30 ]

大相撲春場所千秋楽 ( 2024年3月24日    エディオンアリーナ大阪 )

下手投げで豊昇龍に破れる天を仰ぐ大の里(撮影・後藤 正志)
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 大の里は敢闘賞、技能賞のダブル受賞に輝き、来場所の新三役昇進も確実にした。千秋楽は大関・豊昇龍の右下手投げに屈するも、先場所に続く11勝は立派だった。過去に例のない13日目終了時2差からの奇跡の逆転優勝はならなかったが、尊富士とともに堂々と「荒れる春場所」の主役を担った。

 来場所からはちょんまげを結える見通しですっかり代名詞となった髪形も見納め。「悔しい、ざんばら優勝したかった」と笑顔も見せた。同じ勝ち星でも「先場所は“2桁勝ちたいな”と。今場所は全然違う。うれしさより悔しさが勝ってます」と話す。この悔しさこそ上位にも地力で肉薄した証。春巡業から再出発する。

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