“カツオ”松元 涙の2大会連続五輪切符「殻を破れた」

[ 2024年3月20日 04:43 ]

競泳 パリ五輪代表選考会 ( 2024年3月19日    東京アクアティクスセンター )

男子200メートル自由形決勝でパリ五輪出場を決めた松元(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 男子200メートル自由形決勝は日本記録保持者の松元が意地を見せた。準決勝敗退した2月の世界選手権から、肩に痛みがあり満足に泳げない時期もある中、力強い泳ぎで前半からレースを引っ張り派遣標準を突破。自己ベストには0秒64届かなかったが「殻を破れた。少しでも周囲の期待に応えられてうれしい」と目を潤ませた。

 東京五輪は予選敗退。銀メダルに輝いた19年世界選手権を最後に主要国際大会で不振が続く。大舞台で力を発揮できない課題を克服すればメダルも見えてくる。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月20日のニュース