レスリング女子パリ五輪代表・藤波朱理 右肘脱臼で手術へ 4月アジア選手権欠場

[ 2024年3月16日 05:10 ]

藤波朱理
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 パリ五輪のレスリング女子53キロ級代表で、133連勝中の藤波朱理(日体大)が右肘脱臼のため、4月のアジア選手権(キルギス)を欠場することになった。断裂したじん帯を修復する手術を近日中に受ける。父の藤波俊一コーチが15日に明らかにした。

 金メダルを期待されるパリ五輪出場に支障はないというが、今後の調整に影響が出るのは必至だ。

 14日の練習で痛め、藤波俊コーチは「五輪で金メダルを獲るために、まずは治療に専念する。しっかり治して調整していきたい」と話した。4月末まではリハビリに励み、練習再開は5月を見込んでいる。

 20歳の藤波は中学時代の17年から勝ち続け、21年世界選手権を17歳で初制覇。昨年9月の世界選手権で2度目の世界一に輝き、パリ五輪代表を決めた。アジア選手権は、五輪に向けて最後の実戦となる予定だった。

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