青木瀬令奈が大会連覇へ「新しい出合い」　国内女子ゴルフ

＜Vポイント×ENEOS　ゴルフトーナメント　練習日＞　　連覇を目指し、Vポーズを披露する青木瀬令奈　　（撮影・成瀬　徹）
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　国内女子ゴルフのVポイント×ENEOSは15日から3日間の日程で鹿児島県・高牧CCで行われる。開幕を翌日に控えた14日、昨年大会優勝の青木瀬令奈（31＝リシャール・ミル）は練習ラウンドで調整。今大会は新たなパターで自身初となる大会連覇を目指す。

　ハーフを終えた青木は「新しい出合いがあった」と明かした。といっても、これはパターの話。前日のプロアマ戦の朝にセンターシャフトのパターを手渡され、「試したら結構、良さそうだな」と投入を決めた。「ミスを許してくれない、自分に厳しいパター」といい、ミスヒットがわかりやすく出るという。逆に言えば、「思い通りに打てて結果が良ければ自信になる」という代物だ。実は昨年もあえて「厳しい」パターを使って、最終日最大8打差からの大逆転優勝を果たした。今回も再現を狙う。

　昨シーズンは初めて複数回勝ったが、続けて優勝争いをすることはできなかった。「2年連続とか2週連続優勝の難しさを感じる。自分がやっていないことをやりたい」と意気込んだ。